滋賀県立大学人間看護学部 成人看護領域

研究活動

慢性疾患看護専門看護師として活動しています

 現在、私が取り組んでいる活動は、脳卒中の後遺症とともに生きる方(以下、脳卒中サバイバーとします)の支援です。慢性疾患看護専門看護師としてのこれまでの経験を活かして、滋賀県内の施設や患者会の方からのご相談をお受けしています。また、脳卒中の患者会と協働して、オンラインによる健康相談やセミナーを定期的に開催しています。

 私自身、脳卒中患者さん以外では、糖尿病や心不全、パーキンソン病などの慢性疾患を抱える患者さんのセルフマネジメント支援を行ってきました。また、フットケア外来などの看護外来の開設にも関わってきた経験があります。研究に限らず、看護外来やセルフマネジメント支援、看護師教育、患者会等での講義などについてご興味がございましたら、下記アドレスまでメールでご連絡ください。
 連絡先: (片山)

エンドオブライフにある人とその家族とのコミュニケーション

エンドオブライフにある人とその家族とのコミュニケーションに関する演習教材です。
この教材は、学部生だけでなく、卒業してからの自学自習できることを目的として作成しました。
全11シーンで、医療機関の患者編5編、家族編4編、在宅編2編を収録しています。
各シーン5分程度の構成となっていますので、いつでも、どこでも、興味のあるところから視聴してみてください。
各シーン、あなたならどうする?と考える時間を設けています。その後、会話の完成例と注意したいポイントを紹介していますので参考にしてください。

患者編

  1. 身体的苦痛のある入院患者
  2. 気持ちの落ち込んでいる入院患者
  3. スピリチュアルペインのある患者
  4. 死について語る入院患者
  5. 混乱状態にある入院患者

家族編

  1. 傾眠傾向の強くなった患者を見て心配する家族
  2. 無理に食べさせようとする家族
  3. 予期悲嘆のある家族
  4. 怒りのある家族

在宅編

  1. 親族に「病院に連れていけ」と言われて困惑する家族
  2. 死前喘鳴の出現に困惑する家族

看護と音楽療法が協働したケアの追求

 慢性的な健康障害をもつ人々に対して、健康の維持・回復を目指した生活の中での意図的な音楽活動の方法や関わり方を追究しています。
 ノードフ・ロビンズ音楽療法のカオル・ロビンズを招き、米国の音楽療法の普及状況やコミュニティ音楽療法についてディスカッションし日本における音楽療法の普及活動も行っています。

リンパ浮腫のセルフケアをサポートします

 乳がんや子宮がん、卵巣がんなどの手術の後に、リンパ節の切除にともなうむくみに悩まれる方が多くいらっしゃいます。むくみは、手術後の早い時期からおこることもあれば、何年もたってから急におこることもあります。浮腫がおこらないように、おこった場合でも早く対応するために、日常の生活の中でどのように気にかけていけばよいのか、一緒に考えさせていただきます。
 また、専門の看護師がいなくて困っている病院や訪問看護ステーションの看護師さんたちとも、解決策を一緒に考えていけたらと思っています。
 相談などあれば、下記アドレスまで、メールにてご連絡ください。件名に、【リンパ浮腫相談】と明記してください。ただし、大学は附属の医療機関をもっていませんので、治療のための施術はできません。また、実習などですぐには対応できないことがありますことを御了承ください。

連絡先:

がん看護を専門にしています

 がん看護専門看護師としての経験を活かして、滋賀県内の施設からのご相談をお受けしています。
 看護職その他医療職・介護職の方で、がん患者さんとそのご家族への看護に関してご相談などがございましたら、下記アドレスまでメールでご連絡ください。特に、がん看護に関する学習会やリフレクション(振り返り)、研究などを一緒にさせていただけると、大変ありがたく思います。ご連絡いただく際には、件名に、【がん看護に関する相談】と明記していただきますようお願いいたします。がん患者さんとそのご家族の個人情報を含む内容には対応できませんのでご了承ください。
 実習などですぐに対応できないことがございますので、時間に余裕をもってご相談いただきますよう、よろしくお願いいたします。

連絡先:

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