滋賀県立大学人間看護学部 
基礎看護学領域

研究紹介

看護マッサージ技術の有効性の検証

1.あん摩手技を用いた下肢マッサージによる看護師の腰痛改善効果に関する実証的研究

 現場の看護師は重症患者や寝たきりの高齢患者を受け持つことが多く、腰痛発生率が急増し、大変深刻な問題となっています。本研究では、腰痛要因の1つである腰背部の筋組織の血行不良に着目し、血行改善に必要不可欠な下肢の筋ポンプ作用による静脈還流促進が期待できる“筋肉を揉みほぐす”あん摩手技を用いた下肢マッサージ法を考案し、看護師の腰痛改善効果の実証的研究を行っています。

2.ハンドマッサージによるリラクセーション効果の検証

 看護学生の皆さんには、リラクセーションを目的としたハンドマッサージ技術を習得してもらっています。患者さんだけでなく、地域住民の方など、さまざまな人を対象として、ハンドマッサージを提供し、その効果を検証しています。

看護学生たちがハンドマッサージを行っている様子

看護学生たちがハンドマッサージを行っている様子

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