修了生の声

片山 将宏(CNSコース慢性疾患看護学分野 2013年度 修了)

片山 将宏(CNSコース慢性疾患看護学分野2013年度修了)

私は、看護師として10年目を迎えた頃に、脳血管障害後の片麻痺が受け入れられずに苦しむ患者に出会いました。この患者とのかかわりを通じて、障がいとともに生きる患者を支援したいと考えるようになりました。そして、2011年に慢性疾患看護専門看護師取得のため滋賀県立大学人間看護研究科CNSコース慢性疾患看護学分野に進学しました。

大学院では、慢性疾患患者の専門的な知識や看護理論について学ぶことができました。この学びによって、慢性病とともに生きる患者をより深く理解することができました。また、慢性疾患看護の学びを深めることで、これまで臨床で行ってきた実践を振り返ることができました。授業では、講義よりプレゼンテーションが多く、準備に追われて大変でしたが、同期の院生と協力したり助け合ったりしながら学びを深めることができたと思います。

実習では、自分の力不足に挫けそうになりましたが、先生方や院生の皆様の励ましにより前に進むことができました。この経験が臨床の場で挫けそうになっても諦めずに乗り越える力を与えてくれた、と思います。

大学院で過ごした2年間は、私にとって贅沢な時間でした。滋賀県立大学は、学習環境だけでなく、琵琶湖のほとりにある緑豊かな美しい自然環境が自慢です。この贅沢な環境の中で看護を学んでください。

 

小野 あゆみ(生涯健康看護学分野 2015年度 修了)

小野 あゆみ(生涯健康看護学分野2015年度 修了)

私は、臨床経験5年目のときに、新人指導や病棟で活用するクリニカルパス作成、患者への集団健康教育のグループ活動などを行う中で、「自分の看護、このままでいいのかな…」という問いかけを持つようになりました。また、患者への集団健康教育の効果やその集団健康教育を看護師が行う意義や効果についての問いを持ち、研究科で学びたいという意欲がわいてきました。

大学院入学とともに臨床から離れ、大学教員として働きながら学びました。大学院の授業でのプレゼンテーションは、多くの資料とのにらめっこ、まとめることの難しさに苦戦しました。しかし、そこで交す院生とのディスカッションでは、自分に見えていなかった視点や考えの確認ができる機会となり、とても自分の力になっていることを感じました。

仕事と大学院の両立はたいへんな時期もありましたが、指導の先生も相談にのってくださるので、自分のライフスタイルも大事にし、協力を得ながら研究をすすめることができました。修士課程を修了してからも、大学教員を続け、研究課題に取り組んでいます。
「大学院」と聞くと、難しいイメージや大変さが先に頭に浮かぶかもしれませんが、看護について深め、自分が臨床で感じている問いについて探求することは、とても意味のあることだと思います。滋賀県立大学には、先生方がサポートしてくださる環境もあると思いますので、ぜひチャレンジしてもらいたいと思います!

 

西村 紀子(基盤看護学分野 2018年度 修了)

看護師になって20数年、臨床で起こる様々な事象を多角的な視点で捉える能力を身に付けたい、また自身の課題にじっくり向き合いたいという思いから、滋賀県立大学人間看護学研究科に入学しました。

授業は夕方から始まるものや土曜日等の集中講義も多く、病院での就業を続けながら、大学院に通いました。仕事を終えてから大学院に行くのは正直、大変なこともありましたが、ここで先生方の指導を受けながら、院生同士ディスカッションを行い、考えること・学ぶことは、とても楽しく刺激的でした。研究を進める過程では、自分の力不足のために挫けそうなこともありましたが、先生方からの手厚い指導、そして共に学ぶ仲間と励まし合うことで乗り切ることができました。

今後、臨床で看護師を続けていく中で、大学院で得た知識はもちろん、ここで支えてくださった先生方や仲間との出会いを活かし、自分のやりたい看護の追求をしていきたいと思っています。